老後資金2000万円不足問題と遺言の重要性

老後資金2000万円不足」といわれていますがこの数字は家計調査の結果から出された金額で、個々の人の老後でこの金額で不足するのか足りるのかはその人の生活レベルによります。これはあくまで平均値です。人の収支は生活スタイルで決まります皆さんは2000万円が多いと思いますかそれとも足りないと思いますか?

遺言の重要性

人生を十二分に楽しんでお金を使っても尚且つ財産が残る人。あるいは相続人に障害のある方がいてその人の生活のために財産を残しておきたいと考えている方等々であれば遺言書を書きましょう。遺言は自分の死後に残っている財産の分け方をあらかじめ指定しておくことです。

  • A 不動産は甲に
  • B 株式は乙に
  • C 預金は丙に

と指定することです。

もっと別の分け方であれば私の全財産をXに相続(遺留分の問題が残ります)させるもいいでしょう。遺言の中身はともかく遺言を書けばその通りに遺産を分割されることが大事です。遺言を書けばそれで終わりではありません。書いた遺言書通りに遺産が分割されることです。そのために大切なことがあります。ご自分の死後に財産を遺言書通りに分割されることです。分割の手続きをしてくれる人すなわち「遺言執行者」を遺言書の中で指定しておくことです。遺言執行者は遺言書通りに財産を分割する人です。

弊事務所では相続・贈与についての相談を承っております。
京都・滋賀県(大津市)で相続についてお困りの場合はお気軽にご連絡下さい。

077-578-5615受付時間:平日 9:00-18:00

メールでのお問い合わせはこちら